将棋入門 - 棋力向上への道 -

将棋の初心者から中級者向けに、定跡や詰将棋や手筋などの問題を紹介していきます。

将棋盤と符号について

【将棋盤について】
将棋を覚えるに当たって用具の説明から始めます。
将棋には盤と駒が必要です。
もっとも最近はパソコンソフトやゲームソフトで遊ぶ人も増えてきました。
それなら盤駒はいりません。
下の図は将棋盤を真上から見たものです。
将棋盤-イメージ
やや縦に長い長方形に縦横10本ずつの線が均等に引かれています。
つまりマス目が9×9=81マス存在することになります。
駒はこのマス目に入れて使います。

【符号について】
将棋盤のマス目には便宜上符号を付けます。
新聞の将棋欄やテレビの将棋を見た方ならご存じでしょう。
新聞では▲7六歩、△3四歩のように表記しますし、
テレビ将棋では「先手、▲7六歩。後手、△3四歩。」などと読み上げています。
この符号によってどの駒がどこへ動いたか分かるのです。
横の位置は右から順に、1、2、3、4、5、6、7、8、9と洋数字で表記し、
縦の位置は上から順に、一、二、三、四、五、六、七、八、九と漢数字で表記します。
そして横の位置を「筋」、縦の位置を「段」と呼びます。
この2つを組み合わせて位置が分かるのですが、横から先に表記するのがルールです。
例えば、7六と言えば7筋の六段目を指します。