将棋入門 - 棋力向上への道 -

将棋の初心者から中級者向けに、定跡や詰将棋や手筋などの問題を紹介していきます。

将棋の初期配置について

駒は全部で40枚あります。
将棋の駒は敵、味方の区別がありません。
玉、飛、角が各2枚、金、銀、桂、香が各4枚、
歩が18枚で合計40枚になります。
これを均等に20枚ずつに分けます。
盤の並べ方は下図の通りです。
将棋の初期配置図
一段目には、玉を一番手前の段の中央に据え、左右対称に金、銀、桂、香と並べます。
二段目には、右から2筋目に飛、左から2筋目に角を並べます。
三段目には、歩を9枚並べます。
将棋はチェスと違って敵も味方も並べ方が同じなので
盤を反転させても全く同じ形です。
この状態からゲームがスタートします。

【練習問題】
① 初手の動かすことのできない駒はどの駒でしょうか?
② 初手の可能性は何通りあるでしょうか?


【解答】
① 動くことのできない駒は「角」と「桂」です。
② 「歩」・・・すべて1マスずつ動けるので、合計9通り。
「香」・・・左右1マスずつ動けるので、合計2通り。
「桂」・・・動けません。
「銀」・・・右が3八、4八、左が7八、6八に動けるので、合計4通り。
「金」・・・右が3八、4八、5八、左が5八、6八、7八に動けるので、合計6通り。
「角」・・・動けません。
「飛」・・・1八、3八、4八、5八、6八、7八に動けるので、合計6通り。。
「玉」・・・4八、5八、6八に動けるので、合計3通り。。
したがって、合計30通りが正解になります。